予知夢 (文春文庫) 

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予知夢 (文春文庫)

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東野 圭吾

出版社:文藝春秋
価格: ¥ 530
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   東野圭吾ほど、多彩な作品をおくりだす作家は珍しいだろう。デビュー作は、学園を舞台にした本格推理小説『放課後』(第31回江戸川乱歩賞)。第52回日本推理作家協会賞受賞の『秘密』では、ミステリーの形式を踏みながら家族の美しい情愛をせつなくつづった。クローン技術を題材にした『分身』や大型原子炉が危機に陥る『天空の蜂』などの社会派小説も生みだしている。作品ごとに、まったく違った味わいを読者に与えてくれるのだ。

   本書は「探偵ガリレオ」シリーズ2作目。帝都大学理工学部物理学科助教授、探偵ガリレオこと湯川学が、摩訶不思議な事件を論理的に解決していく、本格推理短編集である。

   素封家の屋敷に侵入者があった。犯人は27歳の青年。2階で眠っていた娘を襲おうとしたらしい。逮捕された犯人は、17年前、その少女と結婚する夢を見たという。夢に現れた少女が現実に存在するとは? 予知夢はあるのか?

   ロマンチックにも感じられる第1章「夢想る(ゆめみる)」をはじめ、「霊視る(みえる)」「騒霊ぐ(さわぐ)」「絞殺る(しめる)」「予知る(しる)」の、全5作が収録されている。軽快な文章の中に凝縮された、オカルチックな題材と巧妙なトリック、明晰な推理と確固たる論理。本書はたぐい稀なるストーリーテラーである著者の技を堪能できる作品といえよう。(冷水修子)


ドラマ『ガリレオ』シリーズを観よう!

この書と、前作『探偵ガリレオ』を、徹底解体し、愉快なドラマ『ガリレオ』が誕生した。
草薙警部の代わりに、可愛い柴崎コウが新米女性刑事として、福山雅治演じる湯川学と組んで難事件に取り組んでいく。
快適なテンポと内容の分かり易さは、この小説を凌駕している。
ドラマ『ガリレオ』を観た者としては、ドラマのために書かれた小説と思ってしまう。
ドラマと小説を比較するのは、まことに贅沢な遊びである。
手抜き無く、思いっきりふくらませたドラマ『ガリレオ』をご覧になることをお薦めする。
本当に面白いのだから。
福山と柴崎の魅力が最高に引き出されていることを保証する。 おじいさん


失望した

科学トリックを最初に考えてそれに話をつけくわえた感じ。トリックもストーリーも面白みはない。よくないミステリー作品の評価に、こういうトリックを考えつきました、というレポートのような作品、というのがあるが、このシリーズの短篇はまさにそれ。肝心の科学トリックも、本当に実現可能なの、というものがいくつもあり小説としての質を落としている。 n


ガリレオシリーズ:第二弾

前作『探偵ガリレオ』に引き続き、読んでみました。
前作よりも湯川の関わり方が、単に「物理学者」ではなくより探偵の目線になっているような感じがします。

『容疑者xの献身』がこれの続編になり、三部作それぞれ同じガリレオシリーズでも独立した話になっていますから、どれから読んでも楽しめますが、『探偵ガリレオ』とこれを読み、湯川と同級生刑事・草薙の関係性を十分に知ってからの方が、『容疑者xの献身』をより楽しめると思います。
buono_buono


オカルトとミステリーをつなぐもの

天才物理学者湯川学が、警視庁捜査第1課草薙俊平から持ち込まれる数々の謎を、
その頭脳で快刀乱麻を断つごとく解決するシリーズ第2弾。

前作と若干趣向が異なるのは、「夢想る(ゆめみる)」や「霊視る(みえる)」のように、
純粋に論理的思考のみで真実を解明するエピソードが含まれていること。
残り3篇は、前作同様、トリックに物理(化学)現象を用いており、物理学者湯川の面目躍如
といったところ。

しかし、前作から引き続き、短編集に、こんなにトリックをふんだんに使ってもったいない
と思わないでもない。中には長編の仕掛けに使っても十分いけそうなものもあるのだが、
出し惜しみしないところが、作者の真骨頂か。 日和下駄


短編で読みやすい

ガリレオのドラマを観ていなかったので、この本がガリレオだと知らずに読んだ。
短編で読みやすいが、東野圭吾作品は長編小説の方が好きだ。 たまこ


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